大阪・日本橋に10月1日、「天然温泉 花風の湯 御宿 野乃(おんやど のの) なんば」(大阪市中央区日本橋1、TEL 06-6211-5489)がオープンする。
共立メンテナンス(東京都千代田区)が経営する同ホテル。同社は、ビジネスホテル「ドーミーイン」のほか、リゾートホテルを合わせ83カ所のホテルを展開する。「御宿 野乃」は「ドーミーイン」の高級仕様「ドーミーインプレミアム」に和風テイストを取り入れたブランド。なんばは、富山、鳥取に次いで国内3カ所目となる。日本橋駅から徒歩1分で、堺筋に面し、黒門市場やウラなんば、日本橋の電気街にも近い場所に位置する。ビジネス利用のほか、インバウンドや観光での利用を見込む。
12階建てで、客室はダブル=3室(16平方メートル)、クイーン=22室(23平方メートル)、キング=3室(21平方メートル)、ツイン=22室(同)、コンパクトツイン=18室(19平方メートル)、モデレートツイン=82室 (21平方メートル)、スーペリアツイン=8室(24平方メートル)、デラックスツイン=9室(31平方メートル)、ユニバーサルルーム=1室(同)の9タイプ全168室。
「ホテルの快適性はそのままに、都心で旅館気分と温泉が楽しめる」ことをコンセプトに、館内は全館畳敷き。2階部分に天然温泉の大浴場「花風の湯」を設け、内湯、寝湯、外湯、水風呂、サウナを備える。レストラン「Hatago にっぽんの食事処」では、大阪の名物が食べられる朝食や、全国のドーミーインで人気という夜食「夜鳴きそば」も提供する。
支配人の松本良徳さんは「大阪では珍しい旅館風のホテル。近隣の方はもちろん、海外の方に知ってもらい、お役に立ちたい」と話す。
宿泊料金は1万円~。