高島屋大阪店（大阪市中央区難波5）5階に11月3日、国内最大級の時計売り場「タカシマヤ ウオッチメゾン 大阪」がオープンした。

3億円を超える「フランク ミュラー」。11個のボタンが付いている

　「ロレックス」「ウブロ」「オメガ」「カルティエ」「グランドセイコー」「フランク ミュラー」など、国内外の62ブランド、約3000点の時計を展示販売する。「ウオッチメゾン」は東京・日本橋の高島屋に次ぐ2カ所目の展開で、売り場面積は約1100平方メートル。中央に美術館の回廊をイメージした「セレクトゾーン」を、その周りに時計ブティック街をイメージした路面店のような「ショップインショップ」形式で売り場を配置する。セレクトゾーン中央に時計愛好家向けのライブラリー「タイムラリー」を設けるほか、インバウンド向けに決済サービス「We Chat Payment」「Alipay」を導入した。総投資額は3億円で、初年度60億円の売り上げを目指す。

　国内初登場するのはスイスの「アーミン・シュトローム」。内部の機構を見せるスケルトンモデルで、ムーブメントを時計のセンターからずらして配置するなどデザイン性の高さが特徴。西日本初登場のスイスの「ボンバーグ」は独創的で派手なデザインが特徴で、時計本体を着脱し懐中時計のようにして使うこともできる。「グランドセイコー」の同店限定モデル「9Rスプリングドライブ」（59万4,000円、限定28本）など同店限定、高島屋限定の商品も。

　「フランク ミュラー」の3億円を超える超高級時計「エテルニタス メガ4」（3億6,396万円、8日までの販売）も登場。1000年間調整不要のエターナル・カレンダーやムーンフェイスなど、36種類もの複雑な機構を搭載しており、「歴史上最も複雑」だという。そのほか平均価格が約1,500万円の高級時計「リシャール・ミル」の「RM07-02」（1億3,500万円、同）、「ピアジェ」の「ライムライト・オーラ」（1億9,980万円、同）と驚くような超高級時計も展示・販売する。

　営業時間は10時～20時。