タイ国政府認定レストラン「クンテープ」(大阪市中央区道頓堀1、TEL 06-4708-0088)が12月9日、「近大ブリ」を使ったタイ料理メニューを始めた。
「近大ブリ」は、「食縁」(和歌山県新宮市)が「ウナギ味のナマズ」「養殖マグロ」などを手掛けた近畿大学と共同で約3年間かけて完成させた「におわないブリ」。
食縁によると、においを抑える専用の餌で魚特有の青臭さを減らし、徹底した育成管理のもと、冷凍しても品質がほとんど落ちない特殊フィルムを使い、鮮度を保っているという。フレンチやイタリアンなどの料理店と提携する中、タイ料理では同店を選んだ。
ブリを使ったメニューは、タイ料理でスパイスとして使われる「ガパオ(バジル炒め)」や唐辛子ソースで仕上げた「ブリステーキ」(各972円)、酸味が特徴の「トムヤムスープ」(1,296円)、肉を使ったサラダ「ラープ」(972円)など全8種を用意する。
同店広報担当者は「魚が苦手な人も食べやすいよう仕上げた。ブリとタイ料理のコラボを楽しんでもらいたい」と話す。
営業時間は11時30分~15時、17時~23時(土曜・日曜・祝日は11時30分~23時)。