大阪・日本橋のDJスクール「IDPS大阪校」(大阪市中央区日本橋1)に通う6歳の男の子が12月23日、DJとしてデビューを果たす。
今年4月に開校した同スクールでは日々、幅広い世代がDJになるためのテクニックや心構えを学んでいる。11月26日には、68歳の元高校教師がアメリカ村のクラブでDJデビューを果たして大きな話題となった。
兵庫県西宮市に住み、同スクールに4月から月2回のペースで通う森田一希(いつき)くんは、先月6歳になったばかり。以前からドラム教室に通うなど音楽が好きで、ある時、DJの「スクラッチ」パフォーマンスを見て自分もDJになりたいと同スクールに通うことを決めた。
「音を(つなぎ)合わせるのが難しい」と一希くん。「失敗したら悲しいけど、成功したら楽しい」と話す。DJデビューの舞台は、南堀江のライブバー「クープ」(西区南堀江1)。EDMガールズグループ「Edge Dub Monkeyz(エッジダブモンキーズ)」のワンマンライブの第2部(17時~)の冒頭に、「DJ Chocolate Boy」として登場する。
DJデビューに向け特訓を続ける一希くん。取材時には、音がうまくつながらず泣き出しそうになる一幕も。それでも練習後には、「(DJデビューは)ドキドキするけど、うまくできそう」と笑う。当日は7曲を披露するという。