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「なんば駅前広場」再編計画 人中心の空間に、着地型観光案内所も

「なんばひろば改造計画」のホームページ

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 なんば駅前広場空間利用検討会は4月28日、「なんば駅周辺道路空間の再編に係る基本計画(抜粋版)」を、「なんばひろば改造計画」のホームページを通じて公開した。

 同検討会は、大阪商工会議所都市活性化委員会副委員長で、大阪府立大学21世紀科学研究機構特別教授の橋爪紳也さんを座長に、地元町会、商店街、企業関係者などで組織する。南海難波駅北側にある、高島屋大阪店となんばマルイの間にある「なんば駅前広場」を、歩行者を中心とした空間に作り替えようと検討を重ねており、昨年11月には3日間にわたり、同広場を歩行者天国にした社会実験も行った。

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 同基本計画は、同広場の将来目指すべき方向性について、「コンセプト」「機能・空間整備イメージ」「実現のためのプロセス」などを取りまとめたもの。同広場は現在、タクシープールや車道など車のためのスペースが大部分を占めているほか、中央に喫煙スペースがあるため、滞留者の目的の大部分は喫煙であること、なんさん通りの歩行者通行量に比べて歩道が狭いことなどが課題と指摘。休憩する、くつろぐ、飲食する、イベントやパフォーマンスを楽しむなどの行動ができる環境にはないという。

 同広場の在り方として、「上質な居心地の良い空間」「着地型観光案内所」を提案。2020年~2030年の中期的イメージとしては、当初5年間はミナミや大阪エリアの着地型観光情報の発信機能を確立、その後の5年間で関西エリア全体の観光情報の発信を担うことを想定。2030年~2040年ごろの長期的イメージとしては、難波駅周辺だけでなくミナミ全体が歩行者中心の空間となり、同広場が世界的な人材・文化交流エリアのシンボルになることを掲げる。