阪神電気鉄道は5月14日より、大阪・ミナミの道頓堀に掲出している阪神なんば線PR看板に、阪神タイガースの金本知憲選手が通算400号本塁打を達成したことを記念した「お祝いメッセージ」を掲出している。
看板は、来春開業予定の阪神なんば線を広くアピールする一環で掲出され、阪神タイガースの金本選手がモデルとして起用されている。看板が設置された道頓堀は、各企業の巨大広告看板が並ぶ観光名所で、高さ6メートル、幅12.9メートルの阪神なんば線PR看板も同地域への「仲間入り」を果たした。
金本選手は5月13日の広島戦で、通算400号本塁打を達成。これを受けて同社では従来の看板にメッセージを追加した。看板の中央、レールの先を見つめる金本選手の後ろ姿のすぐ右横に「祝400号本塁打」のメッセージを縦書きで入れている。メッセージは、5月14日から約2週間の予定で掲出されている。
阪神なんば線は、西九条~近鉄難波間(3.4キロメートル)に2009年春の開業を目指して建設中の新線。開業後は現在西大阪線となっている尼崎~西九条間も含めて阪神なんば線となる。開業時に近鉄奈良線と相互直通運転を開始し、神戸~なんば~奈良間が乗り換えなしで行き来できるようになる。
道頓堀に「阪神なんば線」巨大看板が出現-来春開業目指しPR(なんば経済新聞)近鉄難波駅構内に新施設「Time's Place」-今月30日開業(なんば経済新聞)阪神なんば線、地下線区間がすべてつながる-開通への準備着々と(なんば経済新聞)阪神電気鉄道阪神なんば線