高島屋大阪店(大阪市中央区難波5)7階の催会場で7月26日、金製品の展示・販売を行う「黄金フェア」が始まった。
同店7階に常設する「ゴールドショップ高島屋」が、毎年1月と7月に開く同フェア。広さ約100平方メートルのフロアに約300点の金製品が並ぶ。仏具や日用品のほか、ハローキティなどのキャラクターや大阪ならではの「純金たこ焼き器」など変わり種も。金額は合計5億円を超えるという。
目玉となるのは、関西初登場の純金将棋アイテム。高さ約2メートル、金箔(きんぱく)約1700枚を使う巨大「金将棋駒」と、総額約3,000万円の「純金の将棋駒一式」が特設ブースに展示された。店長の中島康弘さんは「藤井聡太四段の活躍による将棋への関心の高まりから考案した」という。
子どもの夏休みの自由研究に向けた「金の勉強コーナー」も初めて設けた。鉱石の採掘や金地金になるまでの様子などが書かれたパネルのほか、金鉱石や金箔が展示され、金の成り立ちについて学ぶことができる。
中島さんは「このフェアをきっかけに、金製品について興味を持ってもらえたら。将棋が好きなお子さまなど幅広い方に来てもらいたい」と意気込む。
営業時間は10時~20時(28日・29日は20時30分、31日は18時まで)。今月31日まで。