大阪・日本橋で9月1日、ジェットスター・パシフィック航空が大阪-ベトナム線の就航を記念し、PRイベントを行った。
ベトナム・ホーチミン市を拠点に2008年5月に就航した格安航空会社(LCC)の同社では現在、国内外合わせて37路線を運航している。ジェットスター航空(オーストラリア、ニュージーランド)、ジェットスター・ジャパン(日本)、ジェットスター・アジア航空(シンガポール)とともに、ジェットスターグループの1社として、アジア太平洋地域の路線網拡充を進めている。LCCが大阪-ベトナム直行便を開設するのは今回が初めて。
大阪-ベトナム線の就航(9月1日=ハノイ、2日=ダナン)を記念して行ったこの日のイベントでは、ダナン郊外にある世界遺産の街ホイアンのランドマーク「日本橋」(別名=来遠橋)にちなみ、道頓堀川に架かる「日本橋」の前で記念撮影を行った後、千日前で通行客らに同社のうちわとベトナム土産として知られる「ベトナムコーヒー」を配布した。
同社によると、ベトナムにおける在留邦人数は現在1万6000人を超え、同国を訪れる日本人観光客も年々増加傾向にあり、2016年には74万人を突破したという。
エコノミークラス片道運賃は8,800円~。エアバスA320型機(180席)で運行する。初便のBL621は9月1日22時15分に関西国際空港を出発し、2日0時40分(現地時間)にハノイ・ノイバイ国際空港に到着する。