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難波に「キース・へリング」ポップアップ店 南海難波駅・高架下のコーヒー店に

ポップアップ店のイメージ

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 南海難波駅~今宮戎駅間の高架下にあるコーヒー店「ブルックリンロースティングカンパニー なんばEKIKAN店」(大阪市浪速区敷津東1、TEL 06-6599-9012)に9月6日、「中村キース・ヘリング美術館 ミュージアムショップ」がポップアップ出店する。

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 中村キース・ヘリング美術館(山梨県北杜市)は2007年、八ヶ岳の裾の尾に位置した標高1000メートルの場所に建設された。創設者の中村和男さんが1987(昭和62)年より集めた、アメリカ現代美術を代表するアーティスト、キース・ヘリング(1958~1990年)の作品約190点を収蔵している。

 ポップアップショップは、キース・ヘリングの生前からのアクティヴィズム(運動)に沿った、さまざまな社会活動の一環として展開するもの。ブルックリンロースティングカンパニーの発祥地であるニューヨーク市ブルックリン区が、アーティストなどが集まる場所として知られていることなどから、同カフェでのポップアップショップの展開が決まった。

 ポップアップショップでは、同館のミュージアムショップで販売している家庭雑貨、文房具、衣料、衣料雑貨、ポスターなどキース・ヘリング関連アイテム約200点のほか、同館が監修した日本語でのカタログ「キース・ヘリングアートはすべての人のために。」も販売する。

 同館の齊藤智仁さんは「キース・ヘリングは、1億円のアートを世界の少数のコレクターに売るのではなく、1ドルのアートを1億人に流通させることを考え、1986年にポップショップをニューヨーク市のダウンタウンに、その2年後には東京にオープンした。ヘリングのパフォーマンスの延長でもあるオリジナルグッズは、彼のメッセージやコンセプトが込められたいわば作品とも呼べる存在。没後の今もなお、そのパワフルなメッセージはたくさんのコラボレーションによって世界中に伝え続けられている。中村キース・ヘリング美術館がキュレートするヘリンググッズの数々にぜひ、ブルックリンロースティングカンパニーで出合ってほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は8時~20時。9月18日まで。

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