大阪・南船場に9月1日、チョコレートドリンク専門店「C.REST(クレスト)」(大阪市中央区南船場4)がオープンした。運営は「Cqree(シークリー)」(東京都品川区)。
同社初のドリンク事業となる同店。「甘ったるくなく飲みやすいチョコレートドリンクを作りたい」という社長の高見真也さんの思いから、約半年間かけて商品を開発した。スペイン産チョコレートとオリジナルブレンドの茶葉をシェーカーで混ぜることで柔らかい口触りを実現し、上に載せるホイップクリームの甘さを控えることで「理想のドリンクを完成させた」という。高見さんは「チョコレートとお茶のブレンドの程よい配合を実現するのに苦労した」と話す。
ドリンクは、注文を受けてから1杯ずつ客の目の前でシェーカーで降って提供する。メニューはスタンダードな「クレストクラシック」、抹茶風味の「ジャポネ」、ジャスミンティー風味の「エレガンス」、ベリー風味の「ベリー」、バナナ風味の「バナナ」の5種(各540円)。
それぞれの味に応じて、ホイップの風味や配合する茶葉の種類を変える。ホイップの上に、「ジャポネ」はおかき、「エレガンス」は花びら、「ベリー」はザクロの実を載せるなどして見た目にもこだわる。ターゲット層は20~30代の女性。
店舗面積は約16平方メートル。店内は、黒と紫と金色を基調にしてゴージャスな雰囲気を演出する。テークアウト専門としており、「おしゃれに持って帰ってほしい」ことから中身が見えるように工夫した2個セットのテークアウト用のバッグも用意する。
高見さんは「今後はホットメニューなど種類を増やしていく予定。ここでしか飲めないドリンクを提供していきたい」と話す。
営業時間は11時~19時。日曜定休。