スイスホテル南海大阪(大阪市中央区難波5、TEL 06-6646-1111)は9月1日、9階にあるチャペル「ジュール」をリニューアルオープンした。
今年7月から約2カ月間かけて改装工事を行った同チャペル。広さは以前と変わらず、約110平方メートル、最大約80人を収容する。改装費用は約8,000万円。
改装前はチェック柄の床面や、壁面にある青色のステンドグラスが特徴的だったが、改装後は、「隣接する庭を通した自然光が、チャペルに差し込むように」と開放的な透明ガラスを設置。重厚なグレーの玄武岩を使用した壁面とは対照的に、白い大理石の床を用いるなど、色にメリハリをつけた空間に仕上げた。
天井には、フラワーシャワーをモチーフに、形状や模様が一枚ずつ異なる吹きガラス320枚で作ったフラワーオーナメントを飾る。手掛けたのは、ガラス作家の地村洋平さん。スイスの自然をほうふつさせるよう、ピアノは木製のものを用意。セールス&マーケティング部の平田隆史さんは「今回の改装では、新婦のウェディングドレスが映えるような色遣いを心掛けた」と話す。