高島屋大阪店(大阪市中央区難波5)で9月27日、おせち料理の予約受け付けが始まる。
同店によると、近年おせち料理を手軽に楽しみたい人が増え、食べきりやすい量として一段重のおせちの購入が増加傾向という。バイヤーの桑原慎太郎さんは「おせち料理は日本人にとって欠かせないもの。お正月の過ごし方の変化に合わせて、家族のコミュニケーションツールとなれるようバラエティー豊かなおせちを用意した」と話す。今年は、過去最高の約510種のおせちをそろえる。
今年の目玉は、同店と「エスビー食品」がコラボレーションをして開発した「パクチーの魅力おせち」(1万800円)。流行である「フォトジェニック(写真映え)」を意識した。おせちの定番食材の数の子やなます、焼き物などをパクチーで味付けするほか、グリーンカレーやトムヤムクンなどのエスニック料理も詰め合わせる。パクチー風味をさらに楽しみたい人に向けて、追加のパクチー「追パク(ついパク)」用の「S&B きざみパクチー」と「S&B クリーミーパクチーソース」も付ける。
放送開始50年を迎えた特撮番組「ウルトラマンセブン」とコラボした「高島屋 家族三世代おせち」(2万7,000円)や「熊本だモン ミニおせち」(8,640円)などキャラクターのおせちも用意。キャラクターがモチーフになったおせちを詰め合わせるほか、オリジナルデザインの重箱、風呂敷、箸などもセットとなる。販売に先駆けて行われたプレス内覧会では、ウルトラセブンとくまモンが登場しそれぞれのおせちをPRした。
そのほか、かむことが困難な人も食べることができるムース食のおせち「〈日本ケアミール〉ムース食おせち」(1万2,960円)、17種類のおせちを合わせて塩分が2グラム以下という「石井食品・食塩相当量約2グラムおせち」(1万800円)など健康志向のおせちも。食のニーズの多様化から、和食と洋食を両方楽しめるおせち「高島屋 和洋味くらべおせち」(1万7,280円)などの「和洋折衷」のおせちも充実させた。
営業時間は10時~20時。12月25日まで。