パルコ(東京都豊島区)が9月28日、大丸心斎橋店(大阪市中央区心斎橋筋1)北館の一部フロアに2021年春、「パルコ」を出店すると発表した。
大丸心斎橋店は、本館、北館、南館の3館と13の周辺路面店で構成し、本館は現在、2019秋の開業を目指して建て替え工事を行っている。北館は本館の開業後にリニューアル工事に入る予定で、地下2階~地上7階の9フロア部分(約2万2000平方メートル)にパルコを出店する。投資額は40億円。
同社は、大丸心斎橋店を運営する大丸松坂屋百貨店と同じJ.フロント リテイリンググループで、中核事業のショッピングセンター事業として「パルコ(PARCO)」と「ゼロゲート(ZERO GATE)」の2ブランドを展開している。
大阪エリアでは現在、「心斎橋ゼロゲート」(心斎橋筋1、H&M心斎橋店が出店)と、「道頓堀ゼロゲート」(道頓堀1、FOREVER 21 大阪道頓堀店が出店)を出店している。「心斎橋ゼロゲート」の場所にはかつて「心斎橋パルコ・本館」があったが、アメリカ村の「心斎橋パルコ・DUE館」(西心斎橋1)と共に2011年9月末に撤退していた。