高島屋大阪店(大阪市中央区難波5)7階催会場で10月11日、北海道の特産品を集めた「大北海道展」が始まった。
1952(昭和27)年に日本初の北海道物産展を開催して以来、最も長い歴史を持つという同展。
65回目の今回は海鮮丼やジンギスカン、乳製品などを扱う55店を集めた。うち11店が初出店。広報担当者の桑原俊尚さんは「物産展の中でも人気が高く、開催を心待ちにする客も多い」と話す。
目玉は今回初登場の「海味 はちきょう」の「おどろきのいくら丼 つっこ飯」(小=1,991円、大=2,391円)。「おいさー」という威勢の良い掛け声とともに、客の目の前でご飯の上にイクラを山盛りにするパフォーマンスで会場を盛り上げる。
昨年の台風10号よって被害を受けた十勝地方・更別村の金時豆の特集も用意する。「金時豆ソフトクリーム」(378円、各日200個)、「金時豆サンデー」(567円、各日50個)、「金時豆グラタン」(972円、各日50個)など5種類のメニューを販売する。金時豆は更別農業高校と松橋農場がコラボして生産した更別村産のものを使い、地域の復活をPRするという。
そのほか、北海道外初登場の「北海道産サフォークのジンギスカン定食」(1,501円、各日30食)や、牡丹えび、しまえび、甘えびの3種を盛りつけた「北海道産えび食べ比べ弁当」(2,200円、各日50食)、豚ロース肉を熟成させた「しばれ生ハム冊取」(1,458円)など、さまざまな北海道の味覚が登場。各店頭に設けられた試食コーナーでは、食べ歩きを楽しむ人の姿も多く見られた。
営業時間は10時~20時(金曜・土曜は20時30分、23日は17時まで)。今月23日まで。