大阪・南堀江に12月12日、小型無人機「ドローン」の展示や販売、体験ができる「ドローンミュージアム堀江」(大阪市西区南堀江2)がオープンする。運営はスカイアスキー(豊中市)。
「ドローン」の販売や、育成事業として「ドローンスクール」(豊中市)を運営する同社。同ミュージアムは「ドローン」の認知度向上を目的としており、今井雅晴社長は「世界的に産業用や空撮で使用されるほか、レースが行われたりと用途は増えてきているが、関西圏は『ドローン』の知識に関して特に遅れている」と話す。同ミュージアムでは、ドローンの展示のほか、操縦体験や周辺機器の販売も行う。
店舗面積は約200平方メートルで、天井は約8メートル。入り口から奥にかけて奥行きが長い造りになっている。入り口付近では、さまざまな形の「ドローン」約20体の展示・販売を行う。手のひらサイズで子どもが遊べるのものから直径約1.5メートルで農薬をまくスプリンクラーが付いたもののほか、ALSOKが実際に使用していたものも非売品として展示する。取扱ブランドは、「DJIジャパン」「Parrot」「3D ロボティクス」など。
中央のスペースには、「ドローン」の周辺機器を置き、奥のスペースではネットを張ってドローンの操縦体験ができる。オープン後は、店頭に座るスペースやフードブースを設けて立ち寄りやすいように工夫するという。ドローンの事業化を考える企業や個人を対象にした商談スペースも設ける。
館長の渡辺芽依さんは「ドローンは、正しい知識を身に付ければ安全なもの。ぜひふらっと立ち寄って気軽に見に来てほしい」と話す。
営業時間は10時~18時。火曜定休。入館無料。