大阪・ミナミの法善寺横丁近くに12月5日、和食店「囲炉裏(いろり)と寿司(すし) 水魚之庵(すいぎょのいおり)」(大阪市中央区千日前1、TEL 06-6214-3555)がオープンした。運営はオペレーションファクトリー(西区北堀江)。
囲炉裏で食材をあぶる「囲炉裏焼き」をテーマにする同店。約90平方メートルの店内は、格子や竹の筒を用いて古民家風に演出する。席数は32席。各テーブルに魚の形をした自在鉤(かぎ)をつるした囲炉裏を用意しており、魚、肉、野菜などを客が自分であぶって楽しむことができる。同社事業部長の藤原康雄さんは「炭の香りが付くことで、風味が格段に良くなる」と話す。
「囲炉裏焼き」は紀州由良港から直送した「鮭(さけ)はらす」(313円)、「ほっけ串」(同)、「カニ味噌(みそ)甲羅焼き」(853円)などの海鮮を14種、「大和黒鶏もも・むね肉盛り合わせ」(1,285円)、「A5熊本産プレミアム和王牛霜降りバラ」(1,717円)などの肉を6種、「さつま芋」(205円)、「とうもろこし」(同)など野菜を12種用意。そのほか、「カマンベールチーズ」(313円)や大阪銘菓の「芭蕉煎餅」(421円)といったメニューも。締めとして「まぐろ」(205円)、「たい」(同)などの寿司も10種を用意する。
ドリンクメニューは、日本酒、焼酎、ワイン、カクテルなど約50種。藤原さんは「お薦めは熱かん。囲炉裏で自分好みの熱さに調節することもできる」と話す。
ターゲット層は30~50代の男性。客単価は5,000円前後を想定する。藤原さんは「ほかでは味わえない非日常感。じっくり焼けるのを楽しむ『囲炉裏焼き』を体験しに来て欲しいほしい」と呼び掛ける。
営業時間は18時~24時(日曜・祝日は23時まで)。