大阪・南船場の御堂筋沿いに2021年2月、デザイン性の高さで知られるラグジュアリーホテル「W(ダブリュー)ホテル」が日本初進出となる「W OSAKA」(大阪市中央区南船場4)を開業する。
「W OSAKA」は地上27階、地下1階の新築ホテルで、敷地面積は2544平方メートル。「エクストリームWOWスイート」(1室)、「WOWスイート」(2室)をはじめとした50室のスイートを含む337室の客室のほか、レストラン、バー、プール、フィットネスセンター、スパ、ボールルーム、会議室を備える。事業主は積水ハウスで、設計顧問は安藤忠雄さんが務め、マリオット・インターナショナル(米メリーランド州)がホテルを運営する。
マリオット・インターナショナルは「ザ・リッツ・カールトン」「セント レジス」「マリオット・ホテル」「ウェスティン」「シェラトン」「コートヤード」など30のホテルブランドを展開しており、昨年11月には本町に同じく日本初進出となった「モクシー大阪本町」を開業したばかり。「Wホテル」は「ザ・リッツ・カールトン」「セント レジス」などと並ぶラグジュアリーブランドに位置し、「斬新でスタイリッシュなデザイン」を特徴とする。
Wホテルワールドワイド グローバルブランドリーダーのアンソニー・インガムさんは「日本ではオリンピックまでにさまざまなイベントが控えており、世界からの注目度も高まっている。大胆で革新的なWホテルブランドを導入するのは、日本全体が盛り上がっているこの時期が最適であると感じている」と話す。