大阪・心斎橋に2月3日、仏ハイジュエリーブランド「ヴァン クリーフ&アーペル 心斎橋店」（大阪市中央区心斎橋筋1、TEL　06-6258-2006）がオープンする。

テープカットの様子

　花やチョウなどをモチーフにした、エレガントで独自性のデザインが女性から人気の同ブランド。1906年にフランスで創業し、1973（昭和48）年に日本に進出。現在国内で17店舗を展開する。同店は国内最大面積のブティックで、関西初の旗艦店になる。

　店舗面積は636.68平方メートル。地下1階～2階の3フロアで構成し、店内は「貴族の邸宅」をイメージしたという。「ローカルとの融合」から、黒を基調とした内装の一部に西陣織の織物を使う。1階はジュエリーとウオッチ、2階はブライダルコレクションを中心に展開する。総展示数は約500点。地下1階には多目的スペースを設け、作品の展示やイベントなどを行う。

　オープニングセレモニーでは、女優の吉瀬美智子さんが紺色のドレス姿で登場。テープカットでは約2億円の「ジップネックレス」、トークショーで関西初上陸となる約3億円の「アカプルコ ネックレス」を身にまとった。自身もジュエリーが好きだという吉瀬さんは「総額を聞いてひっくり返りそうになった。重みと輝きがすごい」と興奮した様子。ジュエリーについては、「いくつになっても輝きには心を引かれる」と話し、「これからもジュエリーが似合うような透明感のある人になりたい」と今後の展望を話した。

　営業時間は11時～20時。