高島屋大阪店(大阪市中央区難波5、TEL 06-6631-1101)で2月7日、「春の振袖フェスティバル」が始まり、目玉として「チョコレート柄振り袖」が登場した。
1階のイベントスペースと6階の着物売り場で開催する同フェア。約300点の振り袖を展示・販売するほか、振り袖に関するイベントを行う。
目玉となるのは、1階イベントスペースに今回初登場した「チョコレート柄振り袖」。呉服売り場主任の佐々木舞さんが、同店で行われるバレンタイン催事「アムール・デュ・ショコラ」の来場客の多さから、「チョコを目当てに来た人も、チョコレート柄の振り袖なら興味を持ってもらえるのでは」と考案したという。板チョコ柄の着物は、下部分に金箔(きんぱく)の包み紙をプリントし「板チョコらしさ」を表現する。「通常板チョコだと銀箔だが、振り袖なので華やかに金箔にした」と話す。販売はせず、展示のみ行う。
そのほか、6階着物売り場では製織、染め作業まで国産にこだわった高島屋オリジナル振り袖「誰が袖好み」(38万円~)から、絞りや細かい刺しゅうをふんだんに使った800万円以上の振り袖などを用意する。1階イベントスペースでは、顔写真を撮影してモニター上でバーチャル試着ができる体験や、2019年の成人式当日に両親や成人を迎えた子どもに向けた手紙を預かる「成人式サプライズレター」などのイベントを行う。
佐々木さんは「振り袖は未婚の方の第一礼装。身近に振り袖を楽しんでもらえるきっかけになれば」と話す。
営業時間は10時~20時。2月13日まで。