高島屋大阪店(大阪市中央区難波5、TEL 06-6631-1101)7階グランドホールで4月25日、「応援ありがとうございます!羽生結弦展」が始まった。主催は読売新聞。
平昌オリンピックのフィギュアスケート男子で、66年ぶりの五輪連覇を果たした羽生結弦選手の軌跡を振り返る同展。同社が撮影した報道写真のほか、衣装やスケート靴、メダルなど約200点を展示。4月11日から23日まで東京・日本橋で開催したところ、約10万人のファンが訪れた。同店でも同様の集客を目指すという。
2008年に初めて全日本選手権を制覇した時から、10シーズンの写真約100点を当時の見出しや羽生選手のコメントで再構成した記事パネルで、競技人生の流れをつかみやすいよう構成した。実際にシーズンで使っていた衣装を5点展示するほか、幼少期の衣装や卒業文集、グランプリファイナルで4連覇したすべての金メダル、スケート靴や衣装で使っていた小道具、衣装のデザイン画なども展示する。
そのほか、写真家の篠山紀信さんが撮影した高校の制服姿のショットや、スポーツフォトグラファーの田中宣明さん、能登直さんによる競技以外のオフショットも楽しむことができる。会場入り口付近では、発光ダイオード(LED)の光源にスマートフォンをかざすと情報が受信できるパナソニックの技術「LinkRay」を使って、羽生選手の4回転ジャンプの連続画像をコマ送りで見ることができるブースも登場する。
グッズコーナーでは、展示作品を中心に収録した写真集(2,501円)やポストカードセット(5枚組・701円)、クリアファイル(451円)など約50種が登場。書籍(写真集を除く)以外は全て同展オリジナルグッズ。
開催初日は、1000人以上が開催を待ちわびて行列を作った。中には朝の3時から並んだ人もいたという。和歌山県から来て朝6時から並んだという女性は「羽生選手は常に自分を超えようと努力している姿が魅力的。ファンになってから、いつも元気をもらっているのでありがというと言いたい。展覧会で羽生選手に囲まれるのが楽しみ」と開場を待っていた。
開催時間は10時~20時(4月27日・28日、5月4日・5日は20時30分、最終日は16時30分まで)。入場料無料。5月7日まで。