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大阪・日本橋に「仮想通貨カフェ」 仮想通貨をメニューで表現

「仮想通貨を身近に感じてほしい」と話す川瀬店長

「仮想通貨を身近に感じてほしい」と話す川瀬店長

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 大阪・日本橋に5月12日、仮想通貨をテーマにしたカフェ&バー「仮想通貨カフェ&バーCOINS 大阪日本橋店」(大阪市浪速区日本橋4、TEL 06-4394-8985)がオープンする。運営はぱるてのんプロ(東京都千代田区)。

ビットコインのクッキーをのせた「モンスタードリンク」

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 仮想通貨が本格的に実用化されてきていることを受け、「仮想通貨は運用するだけで顔を合わせることがない。コミュニティーの場があったら面白いのでは」(同社)と考案された同カフェ。仮想通貨をテーマにしたフードやドリンクを提供し、ビットコインやイーサリアムなど7種の仮想通貨での決済にも対応する。

 フードメニューは、仮想通貨の取引で使われる専門用語やコインの名前からイメージして名付けた、フライドポテト「P2P」や枝豆「BITBEAN」など16種。アルコールは約80種用意する。目玉は同店オリジナルドリンクの「モンスタードリンク」。15種の仮想通貨のイメージカラーのアルコールドリンク(ソフトドリンクに変更可)に、仮想通貨のマークが描かれたクッキーやマシュマロなどのスイーツをのせた。仮想通貨のイメージを表現した見た目を楽しむことができる。

 店舗面積は約66平方メートル、席数は22席。仮想通貨のネットワーク「ブロックチェーン」をイメージして、奥の壁面を一面金色のブロック状にするほか、天井から鎖をぶら下げるなど工夫する。天井にはモニターを取り付け、12種の仮想通貨の時価を表示し、価格が移り変わっていく様子を楽しめるようにする。スタッフも仮想通貨の銘柄名を呼び名として使うほか、同店オリジナルのTシャツ(4,320円)やコースター(1,080円)、ステッカー(15種、540円)といった商品も販売する。

 1年以上前から仮想通貨を運用しているという川瀬駿雄店長は「仮想通貨を好きな人も知らない人も楽しむことができる、今までにない新しい空間ができたのでは」と話す。「誰もが仮想通貨を身近に感じられる場を作っていけたら」とも。

 営業時間は18時~23時(金曜・祝前日は24時まで、土曜は13時~、日曜は13時~22時)。チャージ代(1時間)として会員=540円(土曜・日曜・祝日は756円)、非会員=864円(同1,080円)が必要。会員登録料は540円。

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