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なんばで「クラフトビアライブ」開催迫る 関西の地ビール集結、150種以上を飲み比べ

「CRAFT BEER LIVE 2017」の様子

「CRAFT BEER LIVE 2017」の様子

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 湊町リバープレイス(大阪市浪速区湊町1)で5月26日・27日、関西の地ビール150種以上を集めた屋台イベント「CRAFT BEER LIVE(クラフトビアライブ) 2018」が開催される。

「黄桜」が手掛ける地ビール醸造の様子

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 2010年に初開催し、毎年この時期に行っている人気イベント。9回目となる今回は、関西各地の地ビールブルワリー(醸造所)35社が出店し、日ごろ地元でしか提供していない地ビールや、今回のために醸造した限定の地ビールなど、過去最多となる150種以上を用意する。

 ステージイベントも随時予定しており、「そよかぜ」「キャラメルパッキング」「ブレイク☆スルー」など20組が出演する。昨年は2日間で2万人が訪れ、5万杯を売り上げた。今年は2日間で3万人動員、6万杯の売り上げを目指す。

 ビールは1杯400円のチケット制で、7枚つづりで販売する。チケット料金は、前売り=2,400円、当日=2,800円。別途、ビールを入れるプラカップ(50円、前売りチケットの場合は無料)かオリジナルグラス(400円~600円)の購入が必要。前売り券は出店各社やJTB提携版売店などで販売している。フードは現金で販売する。

 会場限定の地ビールは、昨年の2倍以上となる7~8社が販売する予定。道頓堀の松竹座地下で醸造する「道頓堀地ビール」は毎年「明石ビール」とコラボした限定地ビールを販売しており、今年はフランスの珍しいホップを使ったビールを予定している。今年初めて限定地ビールを販売する「黄桜」は、ホップの量を多く使った、強い苦みが特長という「カッパ IPA」を販売する。

 イベント実行委員で、道頓堀地ビールの作り手でもある忽那智世さんは「今年の地ビールのトレンドは、苦みのあるIPA(インディア・ペールエール)の中でも、ヘイジーIPAと呼ばれる濁りのあるジューシーなビール。イベントでも数社がヘイジーIPAの地ビールを販売する予定」と話す。

 「イベントを通じてブルワリー同士も交流を深めており、抹茶やマンゴーを使った新しいビールを開発する新進気鋭のブルワリーの発想を老舗ブルワリーが参考にすることもある」とも。

 開催時間は、5月26日=12時~20時、27日=11時~18時。

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