大阪・心斎橋駅近くに5月22日、料理動画撮影スタジオ「cookpad studio(クックパッドスタジオ) 心斎橋」(大阪市中央区博労町3)がオープンする。
レシピサイト「cookpad(クックパッド)」を運営するクックパッド(東京都渋谷区)子会社のCookpadTV(クックパッドティービー、同)が運営するもので、昨年12月に開設した「cookpad studio 代官山」に次ぐ2拠点目となる。
「クックパッド」のレシピ投稿者が、自身の投稿した料理を実際に調理し、動画撮影できるもので、利用は無料(要事前予約、必要な食材は持ち込む)。撮影した動画は約1分に編集され、当該レシピページに掲載されるとともに、インスタグラムなど自身のSNSにも投稿することができる。
心斎橋スタジオには、代官山スタジオの4ブースを上回る、6ブースの撮影機材付きキッチンを備える。iPadの撮影ボタンをクリックするだけで、キッチンの真上に設置したiPhoneXのカメラが作動し、簡単に撮影ができる。
食材を切る、調味料を混ぜる、煮る、などの各工程を分割して撮影するため、撮影前に「ストーリーラインシート」と呼ばれるシートに、どのようなシーンをどのように見せたいかを記入し、スタッフと打ち合わせる。全部で10~15シーンを撮影するが、常にスタッフが付き添いサポートする。
撮影にかかる時間は、説明・準備(30分)、調理・撮影(2時間)、片付け(30分)、編集(1時間)の4時間を想定するため、1枠あたりの利用時間は4時間まで(10時~14時、14時~18時、18時~22時)だが、慣れると2時間ほどで撮影できるという。編集後、約1週間で動画が公開される。
同スタジオには、一般向けのキッチンのほか、大きめのアイランドキッチンも備えており、関西で活躍する料理家や料理上手な有名人が同社のクッキングライブ配信アプリ「cookpadTV」に出演する際のスタジオとしても利用する。
営業時間は10時~22時。