なんばグランド花月(大阪市中央区難波千日前)で7月17日~7月23日、鹿児島市を舞台にした吉本新喜劇「鹿児島×吉本新喜劇」が上演される。
吉本興業と鹿児島市は昨年12月、包括連携協定を締結しており、その一環。今年3月にも「鹿児島マラソン2018」に南海キャンディーズのしずちゃんが参加したり、鹿児島県住みます芸人のキカンタレがさまざまなイベントで鹿児島市を盛り上げたりするなどしている。
同作では、内場勝則さんが座長を務める。鹿児島市のホテルを舞台に、桜島や焼酎といった鹿児島市の観光地や名産品などが数多く登場するという。7月6日に開かれた制作発表会見には、森博幸鹿児島市長、鹿児島市明治維新PRキャラクターの西郷どん、内場さん、浅香あき恵さん、鹿児島県住みます芸人のキカンタレ、鹿児島市物産展盛り上げ役のグリフポールが出席した。
森市長は、大河ドラマ「西郷どん」で鹿児島に注目が集まっていることに触れ、「さらに多くの方に、鹿児島の自然、食、温泉、さまざまな魅力を味わっていただきたい。大阪からその情報を発信したいという強い願いのもとでこの企画が実現した」とあいさつ。
鹿児島出身のキカンタレ・仮屋竹洋さんは、「黒豚、黒牛、黒さつま鶏の3大黒ブランドもあるし、白くま、おいしい焼酎など、魅力たっぷりの食べ物がたくさんある」とアピール。キカンタレ・けーじさんも「鹿児島市に足を運んでいただき、生の鹿児島弁を聞いて、温泉に入って、おいしい食べ物を食べて、焼酎を飲んで観光していただけたら」と話した。
関連イベントとして、7月20日~22日に、なんばグランド花月前広場で「鹿児島市物産展」を開く。焼酎やさつま揚げ、アイス「白くま」などを販売する。