「泊まれる本屋」がコンセプトのホステル「BOOK AND BED TOKYO 心斎橋店」(大阪市中央区東心斎橋1)が12月13日オープンした。運営はアールストア(東京都品川区)。
「BOOK AND BED TOKYO」は、2015年11月に東京・池袋に1店舗目となる池袋本店をオープン。書店のようにたくさんの書棚に埋もれるようにしてカプセルタイプのベッドが設置されているユニークな宿泊施設で、東京の新しいカルチャーとして「CNN」「ハフポスト」「ガーディアン」「ナショナルジオグラフィック」にも取り上げられるなど注目を集めている。 内装は「INTENTIONALLIES」(東京都渋谷区)、本のセレクトは「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(SPBS)」(同)が手掛ける。併設カフェのメニューは「sour」(京都市中京区)と共同開発するほか、グラフィックデザインは「Soda design」が担当する。
同店は2016年12月に京都店、2017年4月に福岡店、2017年10月に浅草店、2018年5月に新宿店を出店しており、心斎橋店は全国6店舗目で大阪初出店となる。黒をテーマカラーに、カフェでは「KOBORERU FRUIT SAND」(580円)など、竹炭を使った真っ黒なメニューも提供する。
広報担当者の力丸聡さんは「ただ読書をするのではなく、読書体験を大切にしてほしいとの思いで出店した。地元の方が自然と来たいと思える場所にしたい」と意気込む。
宿泊価格と室数は1泊当たり、「シングル」(5,616円~)=40室、2人まで泊まれる「ダブル」(9,072円~)=6室、「スーペリアルーム」(1万2,960円~)=1室。宿泊せず空間を楽しめるデイタイムプラン(1時間ごと540円)も用意する。
デイタイムの営業時間は13時~20時。