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東急ハンズ心斎橋店にクラウドファンディング「マクアケ」コーナー 関西発商品中心に

東急ハンズ心斎橋店の西本裕昭さんと、マクアケ取締役の坊垣佳奈さん

東急ハンズ心斎橋店の西本裕昭さんと、マクアケ取締役の坊垣佳奈さん

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 クラウドファンディングサービス「Makuake(マクアケ)」の人気製品を販売するコーナーが東急ハンズ心斎橋店(大阪市中央区南船場3)に登場し、約1カ月がたった。

売れ行きが良いという「菊かぜたおる」

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 マクアケは毎月約150件の新規プロジェクトが立ち上がっており、クラウドファンディングサービスとして国内最大手。商品化を目的とした資金調達が多いのが特徴。運営するマクアケ(東京都渋谷区)取締役の坊垣佳奈さんは「世の中に新しい物が生まれても、従来の流通構造では注目を浴びなかった商品もある」と指摘。そこで同社ではプロジェクトの資金調達だけでなく、商品化後の広報支援や販売促進などもサポートしており、今回の取り組みもその一環。

 「Makuake SHOP@東急ハンズ 心斎橋店」と名付けられたコーナーは、5階バラエティー雑貨売り場に隣接した場所に約10平方メートルのスペースを設ける。クラウドファンディングプロジェクトが成立し商品化された、ファッション小物、便利グッズ、食品など約30種類を販売する。東京以外で実店舗での本格的なコーナー展開するのは今回が初めて。

 東急ハンズ渋谷店で人気を集め、先行して2017年秋よりコーナー展開しているA4サイズの持ち運べるホワイトボード「バタフライボード」、簡単に魚をさばける包丁「サカナイフ」をはじめ、国内のタオル発祥の地として知られる大阪・泉州で誕生した吸水性の良い「菊かぜたおる」、蒸れや臭いを抑制する和紙とシルクで作られた日本製靴下「シルキーペーパーソックス」、大阪土産「秀吉のおやつ」など、関西発の商品を中心に取り扱う。コーナー設置から約1カ月がたち、特に「菊かぜたおる」の売れ行きが良いという。コーナーは常設し、今後随時商品を入れ替えていく。

 同店5階グループリーダーの西本裕昭さんは「マクアケを知っていて、現物を見に来た人もいる。マクアケの商品は、かゆい所に手が届く商品が多いという印象。ぜひ何度もお立ち寄りいただければ」と話す。

 営業時間は10時~21時。

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