カジノディーラー養成機関「日本カジノスクール大阪校」が4月7日より、心斎橋教室(大阪市中央区心斎橋筋2)を開設する。
「日本カジノスクール」は日本初のカジノディーラー養成機関として2004年に東京校(東京都新宿区)を開設。これまでに741人の卒業生を輩出し、フィリピンやマカオ、シンガポールなどで活躍する卒業生も多いという。2018年4月には大阪校(中央区難波3)をなんばマルイ7階に開設し、今回の心斎橋教室で3拠点目になる。
大岩根成悦(おおいわねまさよし)校長は「IR推進法が施行され、万博が決まった大阪ではますます統合型リゾート(IR)誕生の機運が高まっている。カジノが誕生すれば数千人のディーラーが必要になり、需要は急速に高まる。その需要に応えていきたい」と話す。
教室開設に当たり、夜間コースなど新たに3つのコースを新設した。大阪校本部長の洲川晶さんは「コースを新設することで今までは時間の都合上通えなかった人にも対応できるようになった。今後はより多くの方にカジノを学んでもらいたい」と話す。
学生の年齢層は18~70歳代と幅広く、自営業、サラリーマン、主婦、学生までさまざまな職業の人が通う。在籍生の主婦の方は「夫と海外旅行でシンガポールに行ったときに、たまたまカジノに立ち寄った。そこで見たディーラーの方の立ち振る舞いに感動した。自分も将来的にはディーラーとして活躍したい」と話す。