「ハリー・ポッター」シリーズなどでグラフィックデザインを掛けるロンドンのデザインスタジオ「ミナリマ」が4月12日、ギャラリー「ハウス・オブ・ミナリマ」(大阪市西区南堀江1)をオープンした。運営は丈商事(東京都千代田区)。
ミナリマは「ハリー・ポッター」や「ファンタスティック・ビースト」で登場する教科書や地図といった小道具のデザインを手掛けるミラフォラ・ミナさんとエドゥアルド・リマさんによって2009年に設立されたスタジオ。同ギャラリーでは彼らが映画で手掛けたグッズを展示する。広さは約100平方メートル。
丈商事の石川丈志代表取締役社長は「昨年阪急うめだ本店の催事『英国フェア』に出店し人気だったことと、ミナさんとリマさんが南堀江の雰囲気を気に入ったことがきっかけ」とオープンの経緯を話す。ブラック家の家系図がデザインされた「ICカードケース」(1,382円)やポスター(2,678円)がよく売れたという。
同店で働くジェイミー・エルバナマネージャーは「ミナリマの2人はハリー・ポッター以外の作品も多数手掛けるアーティスト。デザインが好きな人なら絶対楽しめる」と来店を呼び掛ける。
開催時間は12時~19時。