松竹関西支社(大阪市中央区道頓堀1)が6月1日、映画試写室(難波2)の一般向けレンタル事業を始めた。
同社では2016(平成28)年10月、四ツ橋にあった試写室を難波の「太陽生命難波ビル」8階に移転した。江丕清支社長によると、同試写室は現在、公開前映画の関係者試写など業務利用で1カ月のうち10~15日程度稼働しているというが、それ以外は稼働していないことから、一般向けレンタル事業を始めたという。室内には幅210~262センチ、高さ110センチのスクリーンを備える。座席数は30席。
利用プランは、2人利用の「カップルプラン」が150分=1万8,000円、1人利用の「おひとりプラン」が同=1万5,000円(以上税別)。個人で制作した映像作品のチェックや、映画のブルーレイやDVDを持ち込んでの個人視聴需要を見込む。3人以上の利用は要相談。ドリンクや軽食持ち込み可。
同社映画営業部課長の樋口哲也さんは「ホームシアターと違うのは音響設備。スピーカーやアンプのパワーが違う」と話す。同社映画営業部関西活性化プロジェクトマネジャーの小川純一さんは「カップルのプロポーズにもご利用いただける。映画を上映した後、持ち込んでいただいたメッセージをスクリーンに映すこともできる」と利用を呼び掛ける。
営業時間は10時~21時。電話(TEL 06-7166-3434、平日10時30分~18時)による事前申し込みが必要。