なんば経済新聞の2019年の上半期PV(ページビュー)ランキング1位に輝いたのは、「『エディオンなんば本店』7日オープンへ 『体験と体感』コンセプトに、ラーメンパークも」だった。
1位に輝いた「エディオンなんば本店」(大阪市中央区難波3)は、なんばマルイの東側、旧精華小学校跡地に出店したエディオンの旗艦店。戎橋筋商店街に面した間口は狭いものの、地下1階、地上9階建て、売り場面積は4701坪と巨大で、電化製品だけでなく、化粧品、コーヒー、酒類、DIY用品、玩具など幅広く取り扱うほか、最上階をラーメンパークとし、人気ラーメン店9店舗が出店した。
ランキングは、今年1月1日から6月28日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集約したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 「エディオンなんば本店」7日オープンへ 「体験と体感」コンセプトに、ラーメンパークも(6/5)
2. アメ村にタピオカ専門店「ノナラパール」 炊き立ての生タピオカ提供(3/11)
3. タピオカチーズティー専門店「タピチ」 アートと共に楽しむスイーツ(5/1)
4. 心斎橋OPAに高級食パン専門店「非常識」 オペレーションファクトリーが新店(5/31)
5. 難波にアメリカ風フードホール「BLAST」 日本初上陸のカスタムピザなど6店(2/7)
6. アメリカ村の「スタンダードブックストア」4月閉店へ 移転し新店オープン構想も(3/12)
7. なんばの高島屋で「スウィーツとパンの祭典!」 台湾発ドリンクや韓国の人気店も(4/25)
8. 道頓堀に大阪市内初「ガンダムカフェ」 限定のグッズやメニューも(3/19)
9. 「ホテルロイヤルクラシック大阪」、新歌舞伎座跡地に12月1日開業へ(6/24)
10. 心斎橋に「睡眠」に特化したサロン「メリープ」 開始10分で眠る人も(3/28)
2位と3位には、共にインスタ映えを意識したタピオカティー専門店の記事がランクインした。2位の「ノナラパール 心斎橋店」(西心斎橋2)は、原宿の人気店が関西初出店、3位の「TAPICI(タピチ) ティースタンド なんばAKICHI店」(浪速区難波中2)は、チーズタルト専門店「パブロ」や高級食パン専門店「嵜本(さきもと)」などを展開するドロキア・オラシイタ(敷津西2)の新業態店。
4位には高級食パン専門店「非常識」が心斎橋オーパ(中央区西心斎橋1)地下2階のフードホール内にオープンすることを報じた記事がランクイン。5位は難波駅前にオープンしたアメリカ風フードホール「FOOD HALL BLAST!OSAKA(フードホールブラストオオサカ)」(難波2)のオープンを報じた記事で、共にフードホール関連の記事が入った。大阪市内では梅田エリアで先行して出店が続くフードホール業態だが、今年に入りミナミエリアにも波及。9月20日にリニューアルオープンする「大丸心斎橋店 本館」(心斎橋筋1)地下2階にも「心斎橋フードホール」が出店することが発表された。
6位は、アメリカ村のランドマーク「スタンダードブックストア」が閉店することを報じた記事。アメリカ村でゆったりできる場所として30代を中心に人気だったが、ビルの建て替え工事のために惜しまれつつも閉店した。
9位には、6月24日に掲載したにもかかわらず、多くのPVを集めた「ホテルロイヤルクラシック大阪」の記事がランクイン。新歌舞伎座跡地に出店するホテル・結婚式場で、御堂筋に面した1階にオープンカフェが出店するほか、最上階の20階に眺望が楽しめるバーラウンジが出店するなど、普段使いでも楽しめる施設になりそうだ。
ここのところ大規模開発があまり見られなかったミナミエリアだが、6月7日の「エディオンなんば本店」出店を皮切りに、9月20日の「大丸心斎橋店 本館」のリニューアルオープン、12月1日の「ホテルロイヤルクラシック大阪」の開業など、久々の大規模開発に期待感が高まる。