マルチツールやキッチンナイフを販売する「ビクトリノックス クリスタ長堀店」が8月30日、商業施設「クリスタ長堀」(大阪市中央区南船場3)地下1階にオープンした。運営はビクトリノックス・ジャパン(東京都港区)。
リュックに変形できる「ワークスプロフェッショナル マルチブリーフケース」
1884年、カール・エルズナーが刃物店としてスイスのシュヴィーツ州で創業。1897年に現在のマルチツールの原型となる実用的なコンパクトナイフを完成させ、世界的に認められるようになった。直営店は世界で約70店舗、国内ではクリスタ長堀店を含む20店舗を展開する。
売り場面積は約18坪。ビジネスマンやツーリストに向けて、ビジネスバッグ、トラベルケース、トラベルアクセサリーを充実させるほか、車の中に閉じ込められたときに脱出するための道具をそろえた「レスキューツール」(1万1,232円)など約70種類のマルチツールなどを扱う。
リュックに変形できる「ワークスプロフェッショナル マルチブリーフケース」(3万5,640円)など、「機能性を最も重視して製品作りを行っている」と加藤祥子マーケティング&コミュニケーションズマネージャーは話す。ほかに、ウオッチ、キッチンナイフ、フレグランスなども取りそろえる。
来店していた60代男性は「15年ほど前、銀座店でゴアテックス製のスーツを買った。雨の日でもずぶぬれにはならず、助かっていた」と当時を振り返った。加藤さんは「機能性は実物を手に取って初めて感じ取れる。遊ぶついでに来るような感覚で、気軽に立ち寄ってほしい」と話す。
営業時間は11時~21時(日曜は20時30分まで)。