たこ焼きをはじめとする鉄板焼き料理や酒を提供する「8 FINGAZ(エイトフィンガズ)」(大阪市西区北堀江2、TEL 080-3808-6840)が9月6日、若者が集まる北堀江に期間限定でオープンする。
店主は68歳の田島正敏さん。豊中市で鉄板焼き店「三月三日」を経営していたが、2008(平成20)年、体調不良のため閉店。地元の人に惜しまれながら32年の歴史に幕を閉じたが、息子の田島宏明さんと共に再起を誓い、同店をオープンする。
10~20代をターゲットに、外観や料理はニューヨークやメキシコシティの文化を取り入れた。「HARIBO」(100円)、「LOKER CHOCOLATE」(300円)など海外で有名な駄菓子をそろえるほか、水の代わりにミルクと白ワインを使った「たこ焼き」(500円)をはじめ、玉ネギ、豚肉をメインにチーズを入れ、タバスコをかけたピザ風お好み焼き「8pizza(エイトピザ)」(600円)などを提供する。酒はメキシコのビール「モデロ エスペシアル」(700円)、「ハイボール」(500円)など5種類用意する。
冬にはおでんや日本酒を提供する予定で、宏明さんは「メキシコではこういう店構えが当たり前で、誰もが気軽に立ち寄れる店が多い。ここからストリートの文化を発信していきたい」と意気込む。
営業時間は17時~翌2時。2021年3月31日まで。