10代が漫才でお薦めの本を紹介し、その面白さを競うイベント「第8回書評漫才グランプリ」が11月23日、大阪市立中央図書館(大阪市西区北堀江4)5階大会議室で開催される。
「読書離れする若い世代にも、楽しみながら本に出合ってほしい」と、同館で2012(平成24)年から毎年開催する同イベント。10代のコンビ・トリオが3分間の漫才でお勧め本を紹介するもので、「本を読みたくなったか」「紹介する本への思い」「漫才の面白さ」の3点で審査し、グランプリを決める。今回は、小学生の部(4年生以上)と中学生以上の部(19歳まで)の2部門に各15組、過去最多の30組が出場する。
昨年より同イベントのアドバイザーに就任した吉本興業所属で平野区住みます芸人の「いなかのくるま」が、今回もゲスト出演し、書評漫才を披露する。同コンビの木佐凌一朗さんは高校生の時、同イベントに2回出場し、準グランプリを獲得した経験を持つ。
同館地下1階のヤングコーナーでは、大阪市24区に在住する「住みます芸人」が、10代にお薦めしたい本をコメントとともに紹介する「おすすめ本だよ!芸人集合!」展も。11月30日まで。
開催時間は、小学生の部=10時~12時(開場9時40分)、中学生以上の部=14時~16時(開場時間13時40分)。観覧無料。定員は当日先着200人。