約100種類のビールが楽しめる「タカシマヤクラフトビール祭」と、いろいろな肉メニューを味わえる「イチオシ肉グルメフェア」が11月20日、高島屋大阪店(大阪市中央区難波5)7階催会場で始まった。
「生産者の高齢化や後継者不足で生産が減っている国産ホップと、盛り上がりを見せるクラフトビール」に焦点を当てて初開催する。好きなビールを5杯楽しめるチケット(2,500円)を用意し、国産ホップを使ったたる生ビールのほか、全国33の醸造所が手掛けるたる生クラフトビールを味わえる。関西からは道頓堀で10年以上クラフトビールを作り続ける道頓堀麦酒醸造所(中央区道頓堀1)や、今年5月に開業した「ノムクラフト ブリューイング」(和歌山県有田郡)など13の醸造所が登場。
「クラフトビアダイニング エニブリュ」(堺市)や「ヒビノビア スタンド」(同)を運営する喜色満面堂(大阪府和泉市)の西尾圭司社長は出張バーを出店。西尾さんは「ビールについて話したい方でもいいし、購入した料理を持ち込んでいただいたらそれに合うビールも提案させてもらう」と呼び掛ける。
フードは、熟成肉を提供する「又三郎」(住吉区)が黒毛和牛と牧草牛を使った「又三郎オールスタープレート」(1日30食限定、3,850円)を、東京に店を構える「ザ バーガー ショップ」は「ザ ステーキハウスバーガー ダブルパティダブルチーズ」(同、2,970円)などを提供する。同イベントでは14店舗が出店し、イートインも含めて全ての店舗が実演販売を行う。出店店舗はぐるなび(東京都)が選定し、同社企画部の山脇聡一郎さんは「若年層に人気のある店舗で、今まで百貨店に出店していない店舗を中心に選定した」と話す。百貨店初出店は9店舗。
広報の坪田彩さんは「自分好みのビールがきっと見つかるはず。お好みの肉料理とのペアリングも楽しんでもらえたら」と呼び掛ける。
開催時間は10時~20時(金曜・土曜は20時30分まで、最終日は17時まで)。今月25日まで。