![試写会イベントの様子](https://images.keizai.biz/namba_keizai/headline/1576550739_photo.jpg)
映画「フォードvsフェラーリ」の試写会イベントが12月12日、「TOHOシネマズなんば」(大阪市中央区難波3)で行われた。
「映画にふさわしい漢字対決」では西森さんが書いた「愛」が選ばれた
同映画は、1966(昭和41)年に行われた「世界三大レース」とも呼ばれる自動車レース「ル・マン24時間レース」で、モータースポーツ界に君臨する絶対王者「フェラーリ」に挑んだ、「フォード」の男たちを描いた実話。フォードのレースカーを開発する「キャロル・シェルビー」役をマッド・デイモンさん、型破りなレーサー「ケン・マイルズ」役をクリスチャン・ベイルさんが務める。
試写会イベントには、車が好きで、実家が東大阪市で鉄工所を営む「町工場芸人」こと、モンスターエンジンの西森洋一さんと、ラグビーワールドカップで「ワンチーム」をスローガンにチームを引っ張ったリーチ・マイケルさんに扮(ふん)したレイザーラモンRGさん、1995(平成7)年のル・マン24時間レースで日本人として初の総合優勝を果たした、元レーサーで現在はレースチームの監督などを務める関谷正徳さんが登場した。
関谷さんは「物語あり、レースの駆け引きあり、レース映画の中で一番面白い。(この映画は自分が)高校生の頃に実際にあった実話で、映画にも登場した『フォードGT40』にすごく憧れた」とあいさつ。西森さんは「この映画はアメリカの『下町ロケット』だ」、RGさんは「アメリカのスクールウォーズだ」と評した。
映画の中のレースシーンについて関谷さんは、自身のレース経験と照らし合わせて「当時のモータースポーツは今と違ってすごくアナログ。風洞やカーボンファイバーもない。ピットとコースの間に境がなく、死と隣り合わせでめちゃくちゃ怖かったと思う」と話した。
同映画は2020年1月10日公開。