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なんばCITY南館「カメラのキタムラ」が初の全面改装 中古売り場を拡充

ジオラマを撮影しカメラの性能を体感できる

ジオラマを撮影しカメラの性能を体感できる

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 難波の商業施設「なんばCITY」(大阪市中央区難波5)南館地下1階の「カメラのキタムラ大阪・なんばCITY店」が1月31日、1984(昭和59)年の開店以来初となる4カ月間の全面改装工事を終え、リニューアルオープンした。運営はキタムラ(神奈川県横浜市)。

約2500点そろえる中古カメラ・レンズコーナー

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 全国に約750店舗展開する同社。西日本旗艦店である同店のリニューアルのコンセプトは「新しい発見や感動があるフォトライフ提案」。店舗の内装はこれまでの家電量販店風から、木を多用し、高級感を出しつつも、来店客がゆっくり滞在できる空間に一新した。店舗面積は約180坪。

 改装後約7倍の広さに拡大した中古品コーナーは、約2500点のカメラやレンズを取りそろえる。新品のカメラ・レンズも約500点そろえ、新品と中古品を組み合わせや、比較もできるという。改装前は中古品のみ扱った、ドイツの高級カメラ「ライカ」は新品も取り扱いを始め、ライカ専用コーナーを設けた。

 撮影する被写体によって異なるニーズに合わせたカメラの機能を試せるよう、店内に大阪の街のジオラマを設置。大阪城や1998(平成10)年まで難波にあった大阪球場、南海電鉄の特急ラピート、関西国際空港などを再現し、電車や飛行機はボタンを押すと動く仕掛けを施す。

 インスタグラマーが作成した約300冊のフォトブックが本棚に並び、写真のレイアウトや撮影方法を参考にし、併設する注文機から写真のプリントアウトからフォトブックやパネルなどの注文ができる。週末には、フォトグラファーによるトークショーや撮影会などのワークショップも開催。店舗奥のスタジオでは、予約無しでプロフィル写真など全身写真が撮影できる(2枚、5,500円)。

 同社フォトライフ部大賀睦(あつし)さんは「これまで集客が弱かったファミリー層や学生の取り込み」を目指し、「商品の品揃えとカメラに関しての知識には自信があるので、(カメラの)コンシェルジュとして何でも相談してほしい」と話す。

 営業時間は10時~21時。

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