ホテルロイヤルクラシック大阪(大阪市中央区難波4)のレストラン「ユラユラ」が、5月18日よりランチ営業を再開している。
「ベルコ」(兵庫県西宮市)子会社の「ロイヤルクラシック」(大阪市中央区)が運営する同ホテル。建物の老朽化などから2009(平成21)年に閉館した「新歌舞伎座」跡に2019年12月に開業。設計は世界的建築家・隈研吾さんが担当した。地下1階、地上20階で、低層部に新歌舞伎座のアイコンともいえる「唐破風(からはふ)」と呼ばれる屋根の意匠を継承・復元する。
レストランは新型コロナウイルスの影響で3月18日以降、ランチ・ディナー営業を停止していた。ビュッフェ形式で営業していたが、感染拡大防止と利用客の安全を考慮し、コース形式に期間限定で変更して再開する。「スペシャルランチ」(1,980円)はフォアグラやズワイガニ、アマダイなどを使った前菜12種に、メインディッシュ、デザートが付く。ディナーの再開は6月1日を予定している。
広報企画室の村上恭子さんは「開業からそれほどたっていないこともあって認知もこれから。地元の人に日常的に使ってもらえるようなホテルを目指したい」と話す。
営業時間は11時30分~14時30分。コース形式の提供終了時期は未定。