ウラなんばの人気すし店「ときすし」が6月11日、なんばパークス(大阪市浪速区難波中2)6階にオープンした。運営は鮓え季(さえき、大阪市中央区)。
2009(平成21)年、難波・千日前に1号店をオープンした同店。低価格で産地直送のネタが食べられると人気を呼び、日本橋や心斎橋にも出店している。これまでは路面店として展開してきたが、中山正喜社長は「なんばかいわいの飲食店が日替わりで屋台出店する『星空スタンド』などに参加していたことから声が掛かった」と出店経緯を話す。席数は、テーブル=36席、カウンター=10席
1皿220円から食べられ、表面を炙(あぶ)った「すし焼き」(8貫、1,400円)のほか、商業施設のターゲットに合わせて新メニュー「すしカラフル」(10貫、2,200円)を開発。白身魚の昆布締めに、スライスしたイチゴを盛り付けたすしや、赤エビにオレンジピール、食用花を添えたすしなど、「おいしさはもちろん、カラフルでSNS映えしそうな」メニューに仕上げた。オープン初日は16時まで来客が絶えることがなく、中山社長は「予想の2倍以上いらっしゃった。ありがたい」と胸をなでおろす。
中山社長は「すし屋は敷居が高いと感じる人が多いが、格式張らず、リラックスできるような内装に仕上げている。カップル、家族連れの方などにレジャー感覚で立ち寄ってもらえたら」と呼び掛ける。
営業時間は11時~22時(7月からは23時まで)。