ディスコをイメージしたバー「FUNK」(大阪市中央区東心斎橋2、TEL 06-6484-3677)が7月6日、開業3周年を迎えた。
イベントの企画や制作を手掛けるアース(中央区)が2017(平成29)年に開いた同店。ディスコ好きな格清裕彰社長が「衰退しつつあるディスコ音楽を復活させたい」という思いから開いた。1970~80年代のディスコ音楽が響く店内はきらびやかな照明で彩られ、アフロのウィッグやサングラスなど小道具を充実させる。当初は40代以上の客が多かったが、独特な照明や小道具が「SNS映え」するとして、最近では20~30代の客も多いという。店舗面積は約50平方メートル。
同店は政府が発出した緊急事態宣言直後から休業していたが、同宣言解除に伴い5月末から営業時間を短縮しながら再開。7月からは従来の営業時間に戻して営業を続けている。開業時から店長を務める須田雄大さんは「ニュースを連日見ていたので休業はある程度予想していた」と振り返る。休業期間中にはオンライン飲み会を常連向けに開催するなど、営業再開後につながるような取り組みを続けた。
須田店長は「客足が元のように戻るには時間がかかる。密にならない屋外のイベントなどを企画しながら『ディスコ』という文化を絶やさず伝えていけたら」と話す。
営業時間は21時~翌5時。