高島屋大阪店(大阪市中央区難波5)は9月23日から、おせちの予約を受け付ける。
新型コロナウイルスの影響で外出を控える人が多いと予想し、高価格帯を充実させるほか、「ゲゲゲの鬼太郎」や「アマビエ」のキャラクターが入った無病息災を願うおせちも企画。オンラインストア含めて約1150種類と、百貨店では最大級の品ぞろえでおせち商戦に挑む。
おせち担当バイヤーの中西貴裕さんは「核家族世帯の増加や生活スタイルの変化で、2000年以降の売り上げは毎年4%前後で成長を続けている。今年は新型コロナウイルスの影響もあって、よりぜいたくなおせちが売れるのでは」と分析。高島屋グループ全体で8%の売り上げ上昇を目標にする。
今年は「ぜいたく」「無病息災」「ヘルシー」「一人用」「ファミリー」と5つのカテゴリーに分けて展開。フランスの高級レストラン「ブノワ」のおせち(7万3,440円)や、牛肉料理に特化したおせち(5万4,000円)など高価格なものから、昨年より種類を1.6倍に拡大した一人用おせち(5,940円~)、糖質を抑えたおせちなど、生活様式の多様化に合わせて幅広いニーズを取り込む。
「ゲゲゲの鬼太郎」とコラボし、鬼太郎のちゃんちゃんこをイメージしたティラミスや、目玉おやじを模した料理が入ったおせち(2万9,160円)も。
営業時間は10時~20時。12月25日まで。オンラインストアは9月18日から12月26日まで。