専門学校「レコールバンタン 大阪校」(大阪市中央区西心斎橋2)の学生が12月14日、大阪産の食材を使った「OSAKAショートケーキ」の販売を「なんばマルイ」(難波3)で始めた。
「レコールバンタン」は「バンタン」(東京都渋谷区)が運営する専門学校で、1998(平成10)年に東京校を開校。現在は大阪校と合わせて2校を展開する。学生は製菓・カフェ・調理の3分野に分かれ、飲食業界への就職を目指す。
「OSAKAショートケーキ」(2,800円~)は、新型コロナウイルス禍で余った生産物を消費しようと大阪府と共同で企画。茨木市のイチゴ「紅ほっぺ」と、富田林市の「東野さんちの純植たまご」を使ったショートケーキを提供する。会場ではそのほか、パティシエ監修のオリジナルケーキを販売する。
売り場に立つ1年生の学生は「通常のショートケーキよりも工程が多くて、作る順番や出来上がるタイミングを見極めるのが大変」と振り返る。チーフの木村華奈江さんは「食で大阪に貢献できたら」と期待を寄せる。
営業時間は11時~20時。「OSAKAショートケーキ」の受け渡しは12月24日・25日のいずれか。予約期間は18日まで。