なんばエリアの1月9日~11日の人出が、正月三が日と比べ約2割増加していたことがアグープ(東京都)の調査で分かった。
数値はスマートフォンなど携帯電話のGPS位置情報を基に算出。正月三が日のなんばエリアの人出は約17万人と昨年の6割程度に減ったものの、成人の日を含む9~11日の3連休は21万人と再び増加した。
大阪府は病床がひっ迫していることなどから、年末から今月11日にかけて不要不急の外出自粛を要請。大阪市は先週末に急きょ成人式の延期を発表し、振り袖レンタル店や美容室は対応に追われた。
9日には大阪、兵庫、京都の3府県が政府に緊急事態宣言の発令を要請。これを受けて政府は12日、3府県を特別措置法に基づく緊急事態宣言の対象区域に追加する方針を固めた。