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ミナミのホテル客室に鉄道模型ジオラマ 南海沿線をコンパクトに再現

3カ月かけて完成したジオラマ

3カ月かけて完成したジオラマ

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 中長期滞在型宿泊施設「フレイザーレジデンス南海大阪」(大阪市浪速区難波中1、TEL 06-6635-7111)が1月29日、南海電車をテーマにした客室「トレインルーム」にジオラマを設置した。

南海なんば駅周辺を再現

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 同ホテルは旧「ホテル南海なんば」跡地に2010(平成22)年に開業した中長期滞在者向けのサービスアパートメントで、家具・備品・什器に加え、キッチン家電・洗濯乾燥機などを備えているのが特徴。

 「トレインルーム」は南海電車をテーマにした客室で、新たな支持層の獲得や、施設の認知度向上を目的に昨年10月から提供を開始。リビングには特急「サザン」で使われていた座席を設置し、旧塗装のサザンのパネルを壁面に掲げる。ベッドルームには運転シミュレーターを用意するほか、電車の豆知識が書かれたパネルや書籍、つり革など実際に電車で使われた部品を展示している。「Go To」キャンペーン期間中は毎週末埋まるほど人気だったという。

 サービス開始時はプラレールを設置していたが「本格的なジオラマを置きたいと考えていた」とレジデンスマネジャーの小野順也さんは話す。「Cafe&Bar ジオラマ103」(日本橋5)に制作を依頼し、約3カ月かけて完成。約2.5平方メートルの土台に南海沿線の街並みをコンパクトに再現し、Nゲージ規格(実物の150分の1程度の大きさ)の鉄道模型を走らせる。列車の速さや線路の切り替えなどを自分で操作することもできる。

 2月1日からは日帰りで利用できる「デイユースプラン」も開始。1室2万5,000円で最大5人まで利用できる。セールスマネジャーの秋葉昌宏さんは「これまで家族利用が多かったが、本格的なジオラマを設置したことで、電車好きなど幅広い層に利用いただけるのでは」と期待を寄せる。

 デイユースプランの提供は月曜~木曜。予約は公式サイトか電話で受け付ける。

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