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島之内の子ども食堂に800貫のすし 55万円の福袋当てた人が提供

おいしそうにすしを食べる子どもたち

おいしそうにすしを食べる子どもたち

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 子ども食堂「こどものへや しま☆ルーム」(大阪市中央区島之内2)に4月28日、マグロ800貫が届いた。

子守さんと、解体するマグロ

 企画したのは映像制作会社「アンテリジャン」(大阪市北区)の社長を務める子守康範さん。すし店が「マグロ解体ショー」の福袋(55万円)を販売すると知り、軽い気持ちで申し込んだところ、当選。子守さんは「まさか当たるとは思わない。50倍以上の倍率だったと店舗の担当者から聞かされた」と振り返る。

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 当選したものの、高額なこともあって社員からは「辞退した方がいいのでは」という声もあったという。子守さんは「夫婦の人生を振り返る『自分史ビデオ』を制作するなかでいろいろな人の思い出を聞いてきた。今度は自分が心に残るイベントをできないか」と考え、子ども食堂に提供するというアイデアを思い付いた。すし店と交渉を重ね、店舗でマグロを解体する様子を収録。マグロの重さは60キロを超え、約800貫のすしとなった。

 この日子ども食堂に集まった子どもは10人。食べる前に収録した解体ショーの様子を放送すると、子どもたちは食い入るように映像を見つめていた。赤身、中トロ、大トロなど6貫入りの容器が机に並ぶと子どもたちは目を輝かせ、新鮮なすしを頬張った。

 子守さんは「準備が大変だったけれど、やってよかった。子どもたちのすてきな体験の一つになれば」と目を細める。

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