クラウドやサーバーの設計を手掛けるIT企業「ビヨンド」(大阪市浪速区難波中1)が9月1日、ノベルゲーム風の会社案内をホームページ上に公開した。
ノベルゲームは、文章を読み進めていくと、途中に出てくる選択肢の選択次第で展開が変わるゲーム。コロナ下で会社訪問できない学生が増えていることを背景に、「いつでも社内見学できるように」と広報を担当する藤沢海さんが制作した。
ゲーム内では、オフィスを見て回るだけでなく、登場する社員との会話を通して同社の企業理念や事業内容に関心を持ってもらえるイベントも用意した。サーバーの障害対応やウェブシステムの誤りを修正する「デバッグ作業」などが体験でき、「通常の説明会や会社訪問では実現できない要素も取り入れた」と藤沢さん。
藤沢さんは「細かく表情を変えたり、イメージ図を出したりと、動きのあるゲームに仕上げた。社員の口調についても研究した」とこだわりについて話し、「グッドエンディング目指して頑張って」と呼び掛ける。