鶏料理店「月と鼈(スッポン)」(大阪市中央区東心斎橋1)がオープンして1カ月がたった。
ホテルヒラリーズ心斎橋1階に入居する同店。席数は、カウンター10席、テーブル6席。客単価は4,000円~5,000円。2年前に脱サラし、未経験から飲食業界に飛び込んだ平野愛明さんが運営する2店目の店となる。平野さんは「周囲に焼き鳥店が多く、同じ土俵で勝負したら負けると考えて、同じ鶏でも少し高価格帯の店を目指した」と話す。
メニューは、数種類のスパイスで漬け込んだ「鶏もも肉吟醸焼」(2種類、1,320円)を目玉に、「鶏とろユッケ」(990円)、「ハツ刺し」(880円)のほか、「とろける玉子焼き」(825円)、「山芋わさび焼き」(605円)などの一品料理も用意する。フードは約15種類、ドリンクはノンアルコール含めて約50種類。23時からは「大人のチキンラーメン」(950円)を中心に「鶏茶漬け」(770円)、「鶏節TKG」(550円)などを提供し、飲んだ後の「締め」需要を取り込む。
平野さんは「お客さまのメニューを見る時間や、オペレーションの確認など分析がまだまだ必要。今のところ30代~40代の来店が多い」とし、「ワインボトル代を除く飲食代が6,000円を超える分は頂いていないので、安心して楽しんでもらえたら」と呼び掛ける。
営業時間は18時~翌3時。