北海道発のチョコスイーツブランド「SNOWS（スノー）」が12月15日、高島屋大阪店（大阪市中央区難波5）1階に期間限定でオープンした。

主力商品のスノーサンド

　札幌に本社を置く洋菓子ブランド「きのとや」グループのCOC（北海道札幌市）が展開する同ブランド。COCの長沼真太郎社長は、「チーズタルト」「プレスバターサンド」で知られるBAKE（東京都港区）を2013（平成25）年に創業。その後同社を後継に託し、酪農を学ぶために渡米する。2019年に帰国してから牧場運営と新たな菓子ブランドの開発に着手し、2021年1月にSNOWSの前身となる「スノーサンド」を立ち上げた。

　高島屋大阪店では放牧牛乳を使ったチョコレートクッキー「スノーサンド」（5個、918円）を主力に、バターミルクチョコレート「森の木」（10個、1,080円）、マカロンバームクーヘン「森の幹」（1本、2,160円）など新商品を用意する。店舗デザインはブランドカラーの「青」と「白」で統一するほか、天板にはお菓子のパッケージと同色のガラスチップをちりばめるなどブランドイメージを伝えられるようにした。

　長沼社長は「どの商品も自信があるが、スノーサンドは和菓子の焼き方を取り入れるなど他社の洋菓子とは違う製法で作っている。生地のサクサク感と、生チョコのやわらかい食感を楽しんでほしい」と話し、「『冬の定番』と愛されるような商品になれるよう頑張りたい」と意気込む。バレンタインデー、ホワイトデーの時期にもそれぞれ新商品の投入を予定しているという。

　営業時間は10時～20時。来年1月11日まで（元日は休み）。