中長期滞在型ホテル「MIMARU大阪 難波STATION」(大阪市浪速区日本橋3)が6月2日、大阪・日本橋にオープンする。運営はコスモスホテルマネジメント(東京都港区)。
「大人数で暮らすように泊まれる宿泊施設」をコンセプトに、東京、京都、大阪に「MIMARU(ミマル)」を展開する同社。東京・上野に1棟目を建設し、大阪・日本橋に20棟目となる「MIMARU大阪 難波STATION」を建設。客室面積は全室40平方メートル以上と広めにとり、各部屋にキッチン、リビング、ダイニングを設ける。
大阪・日本橋エリアはアニメグッズやプラモデルなどの専門店が集まったポップカルチャーの聖地であることから、「ボードゲーム」をテーマに掲げる。2階フロント横の共用部「遊べる縁側」は、ボードゲームカフェ「JELLY JELLY CAFE(ジェリージェリーカフェ)」のオーナー白坂翔さんが厳選した世界中のボードゲームを130種類以上そろえる。無料で利用可能。金曜・土曜・日曜限定でボードゲームコンシェルジュが常駐し、お薦めのボードゲーム案内やルール説明を行うサービスも無料で提供する。
客室は、和洋室のスタンダードルーム74室、4種類のコンセプトルーム17室を用意する。コンセプトルームは、壁に掛かったオオカミお面や暗い照明が特徴の「人狼・マーダーミステリーの部屋」や乳幼児向けにすべり台などの遊具を設置する「こども向けボードゲームの部屋」などをそろえる。
同ホテルのコンセプト・デザインワークを担当した佐藤ねじさんは「宝探しや間違い探しなどホテル自体をゲームフィールドに見立てたオリジナルコンテンツを8種類用意する。年齢に関係なくたくさんの人に楽しんでもらえたら」と話す。