大阪府内の高校生が作成した「父の日バナー」が現在、戎橋筋商店街に掲出されている。
2016(平成28)年から母の日と父の日に行われる同企画。昨年は府立今宮高校書画部がバナーを制作。今回は「父に伝えたい思い」をテーマに、府内の高校生から筆で描いた絵と文字を組み合わせた書画を募った。
夕陽ヶ丘高校や阿倍野高校、八尾高校など5校・15人から応募があり、その中から8作品を横3メートル、縦2メートルのバナーに転写した。「いつも言えないけどありがとう」「私のお父さんでいてくれてありがとう」「ありが父さん」などの言葉や、「『お』っきな背中、『と』ってもすてきな、『う』ちの、『さ』いこうの、おと『ん』」などあいうえお作文で感謝の気持ちを表現する作品も。
戎橋筋商店街の金納真理恵さんは「新型コロナ禍で高校生の部活動や発表の場が少なくなっていることを聞き、公募を始めた。学生や若い世代が自身の作品を発表する機会を提供できれば」と話す。
掲出は今月19日まで。