大阪市高速電気軌道(大阪市西区、愛称=大阪メトロ)が運営する物販店「メトロオーパス」が7月27日、御堂筋線なんば駅にオープンした。
スイーツなどの食品全般、グッズなどを週替わりで販売する「メトロオーパス」。今年4月、梅田に1号店をオープンし、なんば店は2号店となる。マーケティング事業本部・リテール事業課係長の小池唯さんによると、梅田店では18時以降の売り上げが全体の5割を占めるなど、帰宅時の利用が多いという。
なんば店では有人の販売スペースに加え、無人販売所を実証実験として設置する。利用者はイコカなど交通系ICカードをショーケース横の端末にかざして開錠し、商品を取り出す。クレジットカードや電子マネーで決済ができる。期間は2023年3月28日までで、駅ナカにおける無人販売サービスの実現に向けて、ニーズやセキュリティーについて検証する。
小池さんは「梅田店では自販機だったが、投入できるサイズが決まっているなど制限が多かった。ショーケースにすることで、見せ方の幅が広がる」と話す。
営業時間は11時~22時(火曜は20時まで)。